2016年8月から続いていたbitFlyer(ビットフライヤー)のログインボーナスですが、総付けのログインボーナスキャンペーンとしては2020年6月30日を最後に終了しました。
それ以降はキャンペーンもプログラムも実施されていないようです。これも無料でビットコインを手に入れる方法の一つでしたね。キャンペーン自体に気付いていない人も多かったかも知れませんね。
ログインボーナスキャンペーン https://bitflyer.jp/cam/reward-2016/ja/
bitFlyerのキャンペーンも終わったことで無料でビットコインをもらえるサイトはほぼなくなった状態ですが、2013年から続いているFreeBitcoin(フリービットコイン)だけは生き残っています。
FreeBitco.in https://freebitco.in/
ビットコイン価格の高騰で1時間ごとにもらえるBTC(satoshi)は目減りしましたが、とにかく無料で手に入れられるだけてもありがたいですよね。
ということで、bitFlyerを古くから使っている人ほど馴染みのあるログインボーナスキャンペーンについて、キャンペーンの説明や「実際にどれくらいもらえたのか」のかなどを過去の記録として書いておきたいと思います。
bitFlyerのログインキャンペーンとは
ログインでビットコインがもらえるキャンペーンは、2017年夏頃にはcoincheck(コインチェック)やbitFlyerを使っていた人には馴染みがあると思います。まだ当時はBTC含む仮想通貨の盛り上がりはイマイチでしたが、他にもチャットボーナスがあったのでキャンペーン自体は一番盛り上がっていた印象があります。
このキャンペーンはエントリーなどの特別なアクションは不要で、とにかく「ログインすればいい」というキャンペーンです。2018年8月時点でもらえるのは1日あたり500satoshi(当BTC価格で4円前後)ですが、とりあえず1日1回ログインするだけでもらうことができます。
ただ、開始当初から一つだけ注意点がありました。それは、1日あたりのプレゼント上限が決まっているので、キャンペーン上限に達するまで「ログインの先着順でBTCが配られる」という点です。
プレゼントは上限に達するまでの先着順のため、上限に達した以降のログインにはBTCが付与されません。1日0.05BTCが予算上限で、1人あたり500 satoshiのプレゼントなので、1日あたり先着1万アカウントにまで付与される計算になります。
確実にもらうならば、日本時間で日付が変わった瞬間にログインする必要がありました。ログインした瞬間にBTCが付与されます。
チャットボーナスは廃止されています
これまた懐かしい人も多いと思いますが、あの「チャットボーナス」はcoincheck・bitFlyerともに既に終了しています。
チャットボーナスもログインと同じ要領で、チャットでコメントした回数に応じてBTCをもらうことができました。日付が変わった瞬間、無意味な文字列でチャット欄が埋まるというもので、さすがにこれはユーザーからも終了するを求める声が出るほどでした。
チャット機能の利用促進が目的だったはずですが、ただただチャットが一時的に機能しなくなるだけでしたね。ちなみに、Twitter(現X)で有名な RippleのエバンジェリストだったIYRK会長の100億円PLAYER さんはcoincheckのチャット常連でした。
ログインでもらえるビットコインは一律500satoshi
現在実施中のログインボーナスキャンペーンでもらえるビットコインは、全員一律 0.00005 BTC(500 satoshi)です。毎日ログインした瞬間にプレゼントされる運用になっているようなので、日付が変わったらすぐにログインすれば間違いありませんでした。
2017年1月の付与履歴も見てみたところ、ログインボーナスは今より少ない 0.00002BTC(200 satoshi)でした。当時のBTCレートは9万円台だったので、当時1.8円程度だったものが現在は50倍以上の高額になっている計算になりますね。
当時のbitFlyerはBTCしか取引できなかったので、2017年夏以降は使っていなかったのですが、2017年1月~7月頃までの間に現在のレート換算で1,500円分くらいもらっていました。その後の仮想通貨バブルの頃には時価数万円になっていたことになりますね。
ログインするだけでもらえる企画としては、とても良いキャンペーンだということが分かります。利用者にとってメリットしかないキャンペーンでしたね。
ついにbitFlyerのキャンペーンは延長されずに終了
幾度となく延長されてきたキャンペーンではありますが、bitFlyerの公式サイトではログインボーナスのキャンペーン終了日は2018年9月1日からは延長されませんでした。
そもそも現在実施中のキャンペーンもグレーなもので、期間限定をうたっていながら期間延長して2年間もキャンペーン中の状態でした。期間限定を煽って「有利誤認」させていると判断される恐れのあった状態なので、法務部門が景表法を厳格にチェックしたら「延長できない」という判断になるのも仕方ないでしょうね。
キャンペーンの延長は業界を問わず常套手段でしたが、内規や業界団体の自主規制などで消えつつある手法です。
「キャンペーン期間の延長」に関する表示について ―「好評につき期間延長」は不当表示になりますー (自動車公正取引協議会)
アディーレ法律事務所に措置命令 「今だけ」“期間限定”キャンペーン、実際にはほぼ常時(ITmediaビジネス)
顧客の不利益になる類のものではないので問題視される可能性は低いと思いますが、当時のビットフライヤーは業務改善命令を受けて業務運営の改善を求められていたので、わずかなりとも内部統制に疑義を持たれるようなことは止めたことは正しい判断だったと思います。
さすがに高騰したビットコインを無料で配るサイトはほぼ消え去りましたが、まだ無料でもらえるFreeBitco.in(フリービットコイン)のような海外サイトもあります。コツコツと貯めて、次のバブル再来を待ちましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。この記事がログインボーナスキャンペーンのあった古き良き時代を思い出すキッカケになれば幸いです。